柔軟仕上げ剤

赤ちゃんのデリケートな肌にやさしいというふれこみで、赤ちゃんの肌着、おむつ用の柔軟性上げ剤があります。メーカーが宣伝するふわふわ感を求めて、使う親も少なくありません。メーカーも研究開発を進め、最近では、吸水性を損なわずにふんわり仕上げるとうたう商品も出てきました。

肌着とタオルで柔軟剤の効果と吸水性を、赤ちゃん用と一般用とで調べてみました。

・合成洗剤で洗った後、乳幼児用柔軟仕上げ剤を使ったもの
・合成洗剤で洗った後、一般用の柔軟仕上げ剤を使ったもの
・合成洗剤で洗っただけのもの
・粉石けんで洗っただけのもの

それぞれに肌着(綿100%、白、無蛍光)と浴用白タオルを洗濯機で洗い分けて、肌ざわり、柔軟性、そして吸水性について見ました。まず、柔軟性では、やはり何も使わないものより、柔軟剤を使ったものの方がふんわりと感じられました。ハミング三分の一とチビクリンソフター三分の一では好みが分かれそうです。ハミング三分の一はしっとり、すべすべ感があり、チビクリンソフター三分の一は自然な柔らかさで、生地の風合いを保っているように感じられました。一方で、合成洗剤で洗ったものはごわごわになるのに、粉石けんは洗いあがりがやわらかくて驚いたこともありました。今まで合成洗剤を使っていた人も、石けんを見直したと言っています。柔軟仕上げ剤を使ったものには劣るものの、そう違わない柔軟性が感じられたのです。また、乳幼児は特に新陳代謝も激しく、汗もかきます。おむつならなおさら水を吸う力が大切です。

吸水性については、吸水性を損なわないというライオンのソフト&ドライもいっしょに比べてみました。ハミング三分の一を使ったものは、ほかの4種に比べ、吸水性がとても劣っています。それに比べ、赤ちゃん用のチビクリンソフターは洗いっぱなしのものとほとんど変わらない吸水力があります。「いろいろな製品で、赤ちゃん用のものがでているけれど、大人用のものでもそれほど変わらない」という意見もあります。しかし今回の柔軟剤に関しては、「赤ちゃん用のものは吸水性がいいものもある」ということがわかりました。親の気持ちとして、子どもの衣類やおむつは、なるべくふんわりと肌ざわりよく、肌に刺激がないものを使いたいと思うものです。CMで「ふんわり柔らか」と言われると、使いたくなります。使うとしたらチビクリンソフターでしょうが、粉石けんなら吸水性の心配もいらず、柔軟剤を使わなくても、ある程度の柔らかさは得られます。ハミング113の表示には、「お好みに合わせて使用量を加減してください」とも書いてあります。よりふわふわ感を求めて、多めに使ってしまう人もいるでしょう。ところが、そうすると、ますます水分を吸いにくいことになります。柔軟剤には、静電気を抑えるという効果もあります。セーターや今はやりのフリースなど、直接肌に触れないものには、それなりの効果があるでしょう。メーカーは、吸水性が悪くなっては困る肌着やタオルなどではなく、そういった効果のあるものだけに使うように薦めて欲しいと思います。

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