食事用いす

離乳食を食べる頃になり、お座りが上手にできるようになったら、家族といっしょのテーブルをかこんで楽しく食事をしたいものです。最近はテーブルで食事をする家庭が多いので、食事用のいすは家族団らんの必須アイテムと言ってもいいかもしれません。赤ちゃんは、まだまだ食事マナー初心者ですから、汚れをすぐにふき取ることができる 材質のものが便利です。そしてそれ以上に大切なのが食事をする姿勢と安全です。選ぶポイントをまとめてみました。

毎日子どもをのせて使うものなので、丈夫なものを選びます。そのポイントとしては、
●高さがテーブルにあっているか
●塗料は安全性を考慮して無害なものを使用しているか
●指をはさむ危険なスキ間はないか
●調節や手入れは簡単か
●子どもが落ちないように股ベルトはしっかりとついているか
●いすの足はすべらないか
●垂心が低く安定しているか
などがあります。


調節できるものがおすすめ

ラックや赤ちゃん専用の食事いすについているテーブルは便利そうですが、実際には邪魔になるため、はずしてしまうことが多いようです。また、赤ちゃん用の食事いすが小さくなると、大人用のいすを使うことが多いのですが、体格が合わないため悪い姿勢になりがちです。それを防ぐために座面の高さを調節しようと座布団を重ねたりしますが、これでは落ち着きませんし、転倒する危険もあります。成長に合わせて、座面と足置きの高さが調節でき、赤ちゃんから大人まで使えるというものです。足がついて、落ち着いて正しい姿勢で食事ができます。