乗り物おもちゃ

幼児用の自動車について、危険を感じたことがあるか、聞かれると、そう感じた経験がある、と答えています。この事の自動車は、プラスチックでできていて軽いからでしよう、後ろに休重をかけたらひっくり返って後頭部を打った、段差にひつかかつて転んだ、勢いよくこいだら片輪が浮き、バランスを崩した、座席に立って乗ろうとして転落し乗り物玩具には、こうした危険が多かったのですが、最近は、それらの不安を解消してくれそうな新製品がでました。


特長としては、
★今までのものに比べて、重く、幅が広い
★またいで乗るのではなく、車の中に足をいれてこぐ
★自分でこげない小さい子のために、足を巻き込まないための足のせ台と、保護者が進行方向を左右に操作できる、コントロールバーがつけられる
★保護者がブレーキをかけられるように、後輪をロックするストッパーが車体の後ろ下についているといった点があげられます。足のせ台をつけて1歳の子を乗せ、親がコントロールバーで押すのは、腰をかがめなくてよいのでラクです。まだ足元のおぼつかない1歳児の乗り降りには、ストッパーをかけて車が動かないようにしておくと安心です。ただし、足のせ台を使わないときは、コントロールバーを必ずはずすことです。自分で走れるようになると、ひっかかったりして危ないのです。気になる転倒や、スピードがでたときの不安定さも、重くて、車幅があるため、安定感があっていいという声もあるようです。ふつうの乗り物玩具だと、3歳児ではスピードがでて危ないことがありますが、これらは足を車の中で動かすので、大きくこげず、スピードが出にくいことも好評なよう。反面、これまでのものと比べると、大きさが1・5倍くらい大きいので、置き場所に困るという声もあるようです。また、4歳までとなっていますが、この年齢では足があたって乗りにくくなりそうです。坂道ではスピードが出ますが、重いため、止めるのに力が必要です。取扱説明書でも禁止していますが、坂道では絶対に使わないことです。安定性が増したとはいえ、乗り物玩具で遊ばせるときは、他人への迷惑、子どもの安全を考えて、保護者が必ずそばにつくようにしましょう。

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