食事用エプロン

5~6ヶ月頃になると、離乳食が始まります。しかし最初から上手に食べられるはずもなく、洋服やいすなどまわり申をべたべたにし、食事の後かたづけも大変です。そんなとき、お母さん達の負担を少し軽くしてくれるのが食事用エプロン。プラスチックのもの、布製のもの、ポケットがついたもの、吸盤付きなど様々な工夫を凝らしたものが出ています。


基本的な考え方は、大切な食事を楽しく、しっかり食べさせるということです。なかには、食事の際に「エプロン」という余計なものをつけるだけで嫌がる子もいます。親としては少しでも汚れないようにしたいのですが、無理に着せて、子どもが食事の時間がいやになってしまったり、エプロンが気になって、食事に集中できなくなるようでは本末転倒です。こんなときは、エプロンはあきらめて「汚れてもよい服」を着せて対応した方がよいでしょう。子どもが食事のときにこぼして、洋服や床を汚してしまうのは、上手に食べられるようになるまでの間は、やむをえない当然のこと。特に、遊び食べが激しい時期は、どんなエプロンをしていても、どこかは汚れてしまうものです。「また汚した!」などとカリカリしては、お互い食事の時間が苦痛になってしまうので、「着替えさせずに済めばラッキー」くらいの大らかな気持ちで、楽しい食事タイムにしたいものです。

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