流せるお尻ふき

お尻ふきは、紙おむつ同様、最近のお母さんには必需品となっています。市販されているお尻ふきには、現在「流せるしタイプと「流せない」タイプがあります。使いやすさが同じなら「流せる」タイプの方が始末がラフでいいと思うのでが、どんなちがいがあるのでしようか。二つのタイプのおしりふきを4人のお母さんに使い比べてもらいました。

ムーニーとメリーズの「流せる」タイプと「流せない」タイプを使ってみました。ムーニーは「流せる」タイプと「流せない」タイプが非常によく似ています。「流せる」タイプの方が、やや破れやすく、ふき取っているうちに、モロモロが付いてきてしまいます。メリーズの「流せる」タイプは、お弁当についてきた、一昔まえのお手拭きのような感じで、ゴワゴワしています。その上、取り出す際に強く引っ張ると、裂けるように破れてしまいます。また、水分量が少ないのか、ふき取りが悪く、ムーニーの「流せる」タイプより使いにくく感じました。まだ「流せない」タイプの方が、シートが柔らかく使いやすい印象です。子どものウンチは、毎回コロコロとしたウンチばかりでなく、体調や食べ物によってやわらかくなります。こんなとき、ふき取りにくくて破れやすいのは困るし、何枚も使うことになりかねません。結局、全員が、「流せない」タイプのお尻ふきの方がふき取りが良く、使いやすいと言っています。「流せる」お尻ふきは、汚物と一緒に流せるので、とても便利に思えますが、一度に何枚も流すと、排水口を詰まらせる原因になってしまいます。それに、山紙おむつを使っているかぎり、必ずゴミは出ます。お尻ふきだけ流せても意味がありません。流せなくても、使ったお尻ふきを紙おむつの端に寄せておいて、いっしょに始末すればすみます

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